紅葉のシーズンには間に合わなかったけれど、京都に行きました。生憎の雨でしたが、そこは侘び寂びの世界なので、それを楽しむのが風流ということにしました。最初に訪れたのが、詩仙堂です。徳川幕府旗本の石川丈山が、引退後に90歳で没するまで暮らしました。丈山は、庭造りの名人。名前の由来は、中国の詩家36人を選定し、それらの肖像画を狩野探幽に描かせ、四方の壁に掲げたところから来ています。
詩仙堂 続いて大原の寂光院です。聖徳太子が御父用明天皇の場代を弔うため建立したと伝えられています。貴族の姫らが法燈を守り続け、壇ノ浦の合戦で破れた平清盛の息女で高倉天皇の皇后、安徳天皇の御母である建礼門院が文治元年(1185年)にお入りになりました。2000年の火災のため、現在の本尊は復元されたものです。そのため、本尊の地蔵菩薩は侘び寂びとはほど遠い、真新しいご仏像でした。 #
by taro14nov09
| 2009-12-11 23:26
三千院へは、あちらこちら寄り道しながら行きました。途中の京野菜の売店を見たおばちゃんが、一緒にいた旦那に、この野菜を買いたいけれど、これから見物するの持って歩くのは面倒、でも売れ切れたらどうしようと相談していました。仏様よりも先に食べ物の心配をするところが、料理人と呼べます。
大原の里 #
by taro14nov09
| 2009-12-11 15:39
三千院が、今回の京都見物のハイライトです。ここは、やはり紅葉シーズンに訪れたかったですね。三千院は、寛和二年(986)に天台浄土教の恵心僧都源信が建立したと伝えられています。三千院と称するようになったのは、明治になってからです。往生極楽院の阿弥陀三尊像は、国宝だけあって見ごたえがありました。もちろん、撮影はしていません。靴を脱ぐ労を惜しまずお堂に上がり、お坊さんの説明を聞いたところ、心がけが良いので極楽にいけるとの保証を得ました。京都に行ったかいがありました。
三千院 #
by taro14nov09
| 2009-12-11 10:56
駐車場のおばちゃんに勧められて、三千院の帰りに実光院に寄りました。天台声明は、ラジカセから流れていました。合唱がいいです。
実光院 #
by taro14nov09
| 2009-12-11 00:08
#
by taro14nov09
| 2009-11-21 10:36
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